7月10日(水)、独立行政法人国際協力機構北海道センター(札幌)【JICA北海道(札幌)】において、6月中旬から約1ヶ月間、主に道内を中心に水利組織(土地改良区)が有する用水管理にかかる成功経験・ノウハウを学ぶことを通じて、自国・地域における参加型用水管理システムの改善・強化策を検討することができることを目的に研修してきた、西アフリカからの研修生によるアクションプラン発表会(研修成果)に当区職員(尾谷参事、大塩総務課長補佐)が参加してきました。
発表会では、西アフリカからブルキナファソ、ギニア、ギニアビサウ、モーリタニア、セネガルの中央政府や地方政府の行政官など6名が約1ヶ月の研修結果の報告や自国に戻った際の解決すべき問題、活動実施により期待する成果などについて、1人約20分の発表を行い、研修期間内に視察研修を受け入れた道内の北海土地改良区(岩見沢市)や篠津中央土地改良区(当別町)、そして当区の3土地改良区から研修の成果に対する助言や問題解決への改善点などについて意見交換を行いました。
各研修生からは、研修で得た知識とスキルなどについて自信をもってそれぞれ発表し、早速、自国に帰国してから日本で得たノウハウを最大限、現場で活動展開していくスケジュールなどが説明され、大きな期待を背負っての決意が見られました。
なお、発表会終了後には、参加者全員で昼食懇談会も行われ、それぞれ各国の状況などについて最後の親睦交流を深めました。
研修生のほとんどは、修了証書を胸に11日(木)、それぞれ帰国する予定です。
【厚真町土地改良区 総務課】