本日【8月19日(金)】、独立行政法人国際協力機構北海道センター(JICA北海道)から2022年度JICA課題別研修の受入依頼を受け、アフリカやハイチの国々から研修員5名と通訳を含む研修随行員4名の併せて9名が厚真町土地改良区の概要や施設見学のため来町され、厚真町総合福祉センターで対面研修が行われました。
研修の冒頭、当区の細川理事長からは「ようこそ、田園のまち厚真町にお越しいただきました。少しでも参考となる部分がありましたら、自国に戻ってご活用いただきたい。また、色々なことを聞いて学んでください。」と歓迎の挨拶がありました。
午前の部では、尾谷参事から「当区の概要や区域図、事業の状況、区の主な活動状況」などについて説明がありました。(上記写真)
説明後の質問では、「土地改良区組織の在り方」や「賦課金の徴収率」「土地改良法とはどのようなものか」などさまざまな質問が出されました。
また、午後の部では、2か所の施設を見学し、最初に厚真ダム(幌内)に移動し、松並工務課長から「厚真ダムの概要」や「直轄災害復旧事業」などについて説明がありました。(上記写真)
説明後の質問では、「厚真ダムの機能」や「厚幌ダムと厚幌導水路の運用状況」などについて質問が出されました。
続いて、国営美里頭首工(美里)に移動し、細川理事長から「頭首工」や「魚道」の役割をはじめ、「下部組織の維持管理体制」などについて、地元農家としての立場での説明があり、研修員は真剣にメモをとっていました。(上記写真)
最後に一日の行程を終えて、厚真町土地改良区事務所前で記念写真。(上記写真)
研修員一行は、8月24日(水)にも、とまこまい広域農協厚真支所の施設である「大型穀類乾燥調製貯蔵施設」や「軽舞第1ダム、第2ダム」の施設見学と意見交換のため再来町される予定です。
【厚真町土地改良区 総務課・工務課】