8月24日(水)、JICA研修員5名(ブルンジ・ハイチ・モーリタニア・セネガルで中央・地方政府の行政官)が再来町され、19日に引き続き、2日目の施設見学を行いました。

午前の部では、とまこまい広域農業協同組合厚真支所の施設である「厚真町穀類乾燥調製貯蔵施設(たんとうまいステーション)」の施設見学を行い、JAとまこまい広域農産部長及び次長からとまこまい広域農協の組織概要やたんとうまいステーションの施設概要などについて説明がありました。

施設内にある中央監視制御盤では、操作室の制御盤で集中管理して、タッチパネル方式による自動運転やデータ管理などを行っているなどの説明を受けました。

約2時間の施設見学のあと、施設前で研修員と農協・土地改良区のスタッフで記念写真。

午後の部は、軽舞地域の取水源となっている、ため池施設の軽舞第1ダムと軽舞第2ダムの2つの施設見学を行いました。

当区の河村副理事長から地域農家の代表としての立場で軽舞用水組合の組織やため池施設の概要などについて説明があり、地域の重要な施設で地域が一体となって維持管理などを行い、共同で施設の管理をしているなどの説明がありました。

研修員からは、「厚真町は大きな新しい施設と古いため池などを有効活用しながら水管理を地域で行っている。自国に戻ってこの事例をしっかり農家に伝え、活用方法を検討していきたい。」などの意見が出されていました。

本年度、当区にとって初めてとなるJICA研修の受入れについて、2日間の全行程が無事終了し、職員にとっても色々と勉強をさせていただく良い機会となりました。

 

 

【厚真町土地改良区 総務課・工務課】