8月10日(水)、当土地改良区が事務局を担当している道営下鹿沼地区促進期成会の先進地視察研修を実施しました。

当期成会は、昨年12月に期成会組織を設立し、本年度と来年度の2か年で計画樹立業務を実施し、令和6年度の地区採択に向けて現在は各関係機関と調整を図りながら地区の課題等について協議が行われています。

今回の視察は、今後の地区採択に向けて空知菅内で先進的に実施されている地区などの工法を視察することで、期成会と各関係機関の意思疎通を図ることを目的として実施され、期成会員を始め胆振総合振興局産業振興部農村振興課及びむかわ町役場農林水産課、鵡川土地改良区工務課、厚真町役場産業経済課、当土地改良区(総務課・工務課)の職員など22名が視察に参加しました。

午前の研修では、空知管内岩見沢市の道営中幌向地区で反転均平工法やドレンレイヤー工法などについて視察研修を行い、地元の空知総合振興局産業振興部調整課及び整備課、東部耕地出張所の職員も現地に立会され、アドバイスをいただき、会社及び施工業者から現場の説明を受けました。

説明では、反転耕起によって「表土はぎ取り戻し」を代替することで、ほ場に対するダメージを最低限に抑えて、低コストでの施工をすることが可能であるとの説明がなされ、期成会員からは厚真の土で施工が可能なのか?などの意見などが出されていました。

また、午後からの研修では、空知管内長沼町のながぬま土地改良区事務所にお伺いし、区職員からながぬま土地改良区の概要や現在実施されている国営・道営事業の状況などについて説明を受け、長沼町の基盤整備事業についてスクリーンで紹介をしていただきました。

また、現地では、道営新光西地区を視察し、地下かんがいの集中管理孔などの施設を見学し、参加した期成会員からは、是非とも下鹿沼地区でも取り入れたいなどの意見などが上がっていました。

 

【厚真町土地改良区 総務課・工務課】