6月25日(木)と26日(金)の2日間、独立行政法人国際協力機構北海道センター(札幌)【JICA北海道(札幌)】と一般財団法人日本国際協力センター北海道支所【JICE北海道】からの受入要請を受けてアフリカ諸国(ブルキナファソ、ブルンジ、マダガスカル、マリ、セネガル)の5か国から5名の研修生が来町されました。

5名の研修生は、それぞれ国の中央政府や地方政府で灌漑管理を担当されている行政官などでそれぞれの国をけん引するリーダ的存在として当区の概要を始め土地改良施設の状況や維持管理の方法などについて学ぶため来町され、職員と意見交換を行いました。(※土地改良区関係では、本年度、道内で当区を始め、北海土地改良区(岩見沢市)と篠津中央土地改良区(当別町)の3土地改良区がJICA研修生を受け入れています)

25日の午前は、町総合福祉センターで細川理事長から歓迎の挨拶を行い、尾谷参事から土地改良区の組織や当区の概要、運営状況、維持管理の方法などについて研修生へ座学を行いました。

研修生からの質疑では、賦課金の改正に伴う地元農家への説明や理事の選出方法、未収賦課金の支払期限、賦課金の徴収方法など多くの質問が出されました。

午後からは、厚真ダムに移動し、松並工務課長からダムの概要や直轄災害復旧工事の状況について現地で説明を行い、研修生からの質疑では、土地改良施設の維持管理など区の役割について意見が出され、下部組織と区の役割などについて説明を行いました。

また、土地改良施設の現地研修として美里頭首工に移動し、下部組織の用水組合代表も兼ねている当区の細川理事長から施設の概要や地元での維持管理の方法、魚道の設置などについて説明を行い、1日目の研修を終えました。翌2日目は、町内で施設などの現地研修を行いました。

あいにくの小雨の中、午前はJAの大型穀類乾燥調製貯蔵施設(胆東米ステーション)の現地研修を行い、とまこまい広域農業協同組合の浅野農産部長から、とまこまい広域農協の組織概要を始め担当職員から施設の概要、また、組合員から農協への流通の仕組みなどについて説明がありました。

研修生からの質疑では、農協と土地改良区との関係性や町内で農業関係機関など関係者で協議する場はあるのかなど様々な質問が出されました。

午後からは、ため池の軽舞第1ダムと軽舞第2ダムに移動し、地元農家が施設の維持管理をしている状況について当区の河村副理事長から説明があり、約100年前に地元農家が自分たちでダムを造った経緯や必要性、集落での管理状況などについて説明を行い、研修生からは、国に持ち帰って参考にしたいなどの意見が多く出されていました。

当区では、今年で受入5年目となりますが、今後も必要に応じて、諸外国の状況なども参考にしながら、区の組織運営や体制基盤強化を図って参ります。

また、7月13日(月)には、JICA北海道(札幌市白石区)において、研修生5名による1か月の研修成果を発表するアクションプラン発表会に当区職員も参加する予定です。

 

 

【厚真町土地改良区 総務課/工務課】