5月14日(木)から15日(金)にかけて群馬県高崎市内などにおいて第30回全国大規模農業水利事業協議会地方総会並びに現地研修会が開催され、当区から細川理事長と尾谷参事が出席しました。

地方総会には、全国の会員82団体中、出席51団体(内、道内の土地改良区は会員8団体中、5団体の理事長、参事等)の総勢約90名が出席して行われました。

この地方総会は、4年に一度、全国各地の大規模農業水利施設のある都道府県で開催されており、前回の4年前は北海道札幌市で地方総会が開催され、現地研修会は厚真町で開催されました。

冒頭、開会挨拶で全国大規模農業水利事業協議会の後閑会長(群馬県・群馬用水土地改良区理事長)は、全国各地からここ群馬県高崎市にお越しいただいたお礼を申し上げ、来賓挨拶では地元群馬県の有田農政部長と全国土地改良事業団体連合会土地改良研究所の親泊所長からそれぞれ祝辞が述べられ、総会では報告事項4件、議題5件について参加団体の全会一致で議決決定されました。

総会終了後、農林水産省との意見交換会では農村振興局の青山次長から「農業農村整備事業等における最近の動き」について情報提供があり、会員団体との意見交換が行われ、続いて進藤金日子参議院議員からは「食料・農業・農村政策について」オンラインにより、資料説明による情報提供をいただきました。

翌15日(金)は、群馬県渋川市、北群馬郡榛東村で現地研修を行い、独立行政法人水資源機構利根川上流総合管理所群馬用水管理所長からの説明をいただきました。

1ヵ所目の赤榛分水工では、利根川右岸の綾戸取水口、岩本予備取水口で取水し、導水幹線(約4km)を経て赤榛分水工で赤城幹線・榛名幹線に分水し、赤榛分水工での分水後は赤城幹線(約33km)、榛名幹線(約24km)東麓の7市町村・約6,100haの農地に農業用水を供給し、県央地域8市町村に水道用水を供給しており、県内では重要な幹線用水路としてインフラをささえているなどの説明がありました。

また、2カ所目の榛名幹線流況安定施設では、取水口から幹線水路末端までの用水到達に約5時間を要し、用水の急激な需要量の変化がある場合、幹線水路の中下流部で推移の低下や余水の発生等により流況が不安定になり支線水路への分水等に影響が及ぶことから、幹線水路の流況を安定させるための調整施設として平成9年度に「榛名幹線流況安定施設」を建設し、25mプール約70個分を要する調整池では、幹線水路の水が多いときは幹線水路から自然流下で調整池に貯留し、一方幹線水路の水が少ないときは調整池からポンプにより幹線水路に補給する施設であるなどの説明をいただき大変有意義な現地研修会となりました。

 

 

【厚真町土地改良区 総務課】