6月30日(月)、最後のJICA研修のため研修生が再来町され、町内で施設などの現地研修を行いました。

あいにくの小雨の中、午前はJAの大型穀類乾燥調製貯蔵施設(胆東米ステーション)の現地研修を行い、とまこまい広域農業協同組合の浅野農産部長から、とまこまい広域農協の組織概要を始め、担当職員から施設の概要、また、組合員から農協への流通の仕組みなどについて説明をしました。

研修生からの質疑では、「農協と土地改良区との関係性は?」や「町内で農業関係機関など関係者で協議する場はあるのか?」など様々な質問が出されました。

また、午後からは、ため池の軽舞第1ダムと軽舞第2ダムに移動し、地元農家が施設の維持管理をしている状況について当区の河村副理事長から説明があり、約100年前に地元農家が自分たちでダムを造った経緯や必要性、集落での管理状況などについて説明を行い、研修生からは「国に持ち帰って参考にしたい」などの意見が多く出されていました。

当区では、今年で受入4年目となりますが、今後も必要に応じて、諸外国の状況なども参考にしながら、区の運営や基盤強化を図って参ります。

なお、7月11日(金)には、JICA北海道(札幌市白石区)において、研修生13名による1か月の研修成果を発表するアクションプラン発表会に当区職員も参加する予定です。

 

 

【厚真町土地改良区 総務課】