3月1日(土)、国営かんがい排水事業勇払東部地区「完了報告会」(主催:北海道開発局室蘭開発建設部)終了後、勇払東部地区国営農業用水再編対策事業促進期成会(事務局:厚真町)が主催して、国営かんがい排水事業勇払東部地区「完了慰労会」が国土交通省北海道開発局、農林水産省を始め、北海道、厚真町、そして当区総代・役職員など関係者76名が出席して厚真町総合福祉センターで開催されました。
冒頭、勇払東部地区国営農業用水再編対策事業促進期成会副会長の当区細川隆雄理事長から、本日はこのように大勢のご参集をいただき感謝申し上げるとともに、平成13年度に着工した国営かんがい排水事業勇払東部地区も、24年間もの長きに渡り事業が展開され、本日ここに完了慰労会を迎えることができ、誠にありがとうございました。と開会の言葉がありました。
続いて、主催者挨拶では、勇払東部地区国営農業用水再編対策事業促進期成会会長の宮坂尚市朗厚真町長から、24年間という長きの国営勇払東部地区に対し、事業主体の国土交通省北海道開発局や農林水産省、北海道などの関係省庁に対し、お礼を申し上げるとともに、平成30年9月6日に発災した北海道胆振東部地震にも触れ、迅速な災害復旧対応などについても、地元、厚真町民を代表して心から感謝とお礼を申し上げたいと挨拶がありました。
完了慰労会の余興では、「厚真郷芸保存会」による和太鼓による演奏が行われ、完了慰労会に華を添えていただき、出席者から大きな拍手が寄せられました。
また、上野賞受賞の報告について、北海道開発局室蘭開発建設部胆振農業事務所の根田聖児所長から報告があり、北海道胆振東部地震で被災した厚幌導水路など施設の復旧工事に際し、先進的な災害復旧の早期実施など国内の地域産業の存続、復興のモデルになるなどの説明と併せて昨年9月に青森県弘前市の弘前大学で受賞式があり、厚真町土地改良区と厚真町、北海道室蘭開発建設部の三団体が上野賞を受賞したことが報告されました。
最後に、感謝状の贈呈が行われ、宮坂尚市朗促進期成会会長(厚真町長)から、国営勇払東部地区の事業実施に伴い、長きに渡り大変ご苦労をされた勇払東部地区国営農業用水再編対策事業促進期成会元副会長で当区前理事長の山田英雄氏に感謝状が手渡されました。
受賞者の謝辞で山田英雄元副会長(前理事長)は、様々な苦労と困難があったが、国営かんがい排水事業勇払東部地区が無事完了することができ、このようなすばらしい完了慰労会が開催され、本当に良かった。改めて、各関係省庁の皆様のご努力に対し、心から感謝を申し上げたいと謝辞がありました。
【厚真町土地改良区 総務課】