10月30日(水)、北空知土地改良区運営協議会(北村薫会長・神竜土地改良区理事長)63名が来町され、町総合福祉センターで研修が行われました。
北空知土地改良区協議会は、道内の北空知地域11の土地改良区(理事長外役員等)で構成される運営協議会で、隔年で視察研修を実施しており、今年は、当土地改良区の概要を始め、北海道胆振東部地震により、土地改良施設等に甚大な被災を受け、直轄災害復旧事業により復旧・復興された施設の状況などを視察するため来町されました。
冒頭、北村会長は、70名近い視察の受け入れを快くお引き受けいただき感謝の言葉を申され、北海道胆振東部地震から復旧・復興された土地改良施設などを視察し、今後、各地域でも勉強しながら、区の施設管理などにしっかり活かしていきたいと思っているので、説明の程お願いしますと挨拶をいただきました。
続いて、当区の細川理事長からは、ようこそ厚真町にお越しいただき、歓迎を申し上げたい。北海道胆振東部地震による災害復旧工事は、昨年度をもって終了し、今年から厚真ダムに貯水して本格的に各ほ場に水を供給することになり、参考になるかわかりませんが、今後のそれぞれの区の運営にお互いに活かしていければと歓迎の挨拶がありました。
研修の説明では、初めに当区の尾谷参事から土地改良区の概要を始め、区の組織や運営状況を説明し、室蘭開発建設部胆振農業事務所の西川第1工事課長から、直轄災害復旧事業(勇払東部地区)の復旧状況について説明がありました。
質疑では、「厚真町における国営及び道営事業の進捗状況は?」「厚真町における秋の収穫時の降雨状況は?」「土地改良区の賦課金額について、下部組織である各用水組合との単価調整は?」などの質問が出されました。
町総合福祉センターでの研修後、厚真ダムに大型バス2台で移動して、現地の災害復旧状況を視察し、大変短い時間ではありましたが、有意義な研修となりました。
【厚真町土地改良区 総務課】