9月4日(水)、山形県山形市の最上川中流土地改良区総代と役職員50名が、当土地改良区の概要を始め国営事業の状況などについて視察するため来町され、町総合福祉センターで研修が行われました。
研修に先立ち、最上川中流土地改良区の海和副理事長は、総勢50名の受け入れに際してお礼が述べられ、続いて当土地改良区の細川理事長から、ようこそ、ここ北海道厚真町にお越しいただきました。今日は当土地改良区の概要を始め、直轄災害復旧状況などについて説明を申し上げますが、少しでも参考になる点があれば活用いただきたい。また、今後の土地改良区運営にお互いにいかしていければと歓迎の挨拶がありました。
続いて、当土地改良区の尾谷参事から「当土地改良区の概要として区の組織構成や令和5年度の一般会計収支決算、賦課基準単価の設定と納入率、国営・道営事業の実施」などの状況について説明し、その後、北海道開発局室蘭開発建設部胆振農業事務所の西川第1工事課長から「直轄災害復旧事業(勇払東部地区)の復旧状況」について説明がありました。
質疑応答では、「賦課金の単価改正の際、組合員からの意見などについて」や「道営事業の農家負担の負担率について」「厚真町の後継者の状況や一戸当たりの経営面積について」「北海道胆振東部地震の際の山林などの復旧状況について」など、様々な意見が出されました。
質疑応答後、厚真ダムに移動して、ダムの左岸法面の崩落箇所や洪水吐の損壊箇所などの復旧状況について現地で視察し、約2時間の行程でありましたが、当区にとって大変有意義な視察研修となりました。
【厚真町土地改良区 総務課】