国営勇払東部地区直轄災害復旧工事も令和5年度をもって終了し、令和6年度から念願であった厚幌ダムを水源とする厚幌導水路からの供用開始に伴い、5月2日(木)、町内朝日の第5区幹線用水路で厚幌導水路からの入水開始にあわせて、当区の細川理事長を始め西野副町長、とまこまい広域農協の堀専務など各関係団体の代表や地元の第5かんがい用水組合役員、町職員、土地改良区役職員などが参集して、現地で入水開始の様子が披露されました。

冒頭、北海道開発局室蘭開発建設部胆振農業事務所の根田所長から、昨年度をもって無事、直轄災害復旧工事も終了し、今年から全線導水路からの取水が可能となり、これも関係機関や地元農家の皆様方のお陰をもってこの日を迎えることができたことに対してお礼が述べられました。

早速、入水開始にあたり、分水工から流水される菅水路の位置方向や管の断面などについて当区事務局から説明し、地元の第5かんがい用水組合の熊澤組合長を始め、用水組合役員も幹線用水路沿いに集結して流水開始を見守りました。

当区事務局からバルブを開けて用水路へ流水された際には、参加者からは大きな拍手が沸き起こり、笑顔で喜んでいました。

入水終了後、当区の細川理事長、西野副町長、とまこまい広域農協の堀専務から、それぞれ導水路の全線完成と入水に対して、各団体を代表して感謝とお礼が述べられました。

なお、今回の入水の模様は、来年2月に開催予定の国営勇払東部地区完工式で放映する予定で、併せてドローンによる撮影も行われ、今後は上流から順番に流水され、町内全域の各ほ場に水がいきわたる予定です。

 

 

【厚真町土地改良区 工務課】