全国大規模農業水利事業協議会(事務局:奈良県・大和平野土地改良区)の令和4年度第26回総会及び現地研修会が、5月19日(木)~20日(金)の2日間、1日目の総会を札幌市内のホテルで2日目の現地研修会を厚真町で感染防止対策を講じたうえで2年ぶりに開催されました。

今年は、4年に1度の地方総会で先月、東京都で開催された理事会において、総会に提案する審議案件等を協議し、北海道ブロックから全国大規模農業水利事業協議会理事として選出されている当区細川理事長に代わって河村副理事長が全国各地から来道された国営事業により農業水利施設を造成されている大規模な各土地改良区理事長や参事(事務局長)など約85名の前で歓迎のあいさつをしました。

河村副理事長は、総会前の冒頭あいさつの中で、平成30年9月6日に発生した「北海道胆振東部地震」の際、全国各地から心温まるご支援ご協力を賜りましたことに対し改めてお礼を申し上げ、現在も北海道開発局室蘭開発建設部による「厚真ダム」や「厚幌導水路」などの直轄災害復旧工事が順調に進められていることに対して、地元厚真町を代表してお礼を述べられました。

また、翌日の現地研修会では、厚真町の富里浄水場前に大型バスで集合し、現地説明をいただく北海道開発局室蘭開発建設部胆振農業事務所職員を当区尾谷参事から一人ひとり紹介し、代表して吉田所長から直轄災害復旧事業「勇払東部地区」の概要について説明がありました。

参加した協議会員からは、「直轄災害復旧事業における負担割合」や「土地改良区の賦課単価及び賦課納入率」などについて質問が出されました。

また、吉田所長からは、東胆振地域(厚真町、安平町、むかわ町)の特産品のご紹介もしていただき、早速、現地研修会後の視察場所である苫小牧市の道の駅「ウトナイ湖」では、「厚真ジンギスカン」など東胆振地域の特産品を購入していました。

来年度の本総会は、東京都で開催される予定です。

 

 

【厚真町土地改良区 総務課】