本日(12月3日)、町内で工事が進められている国営勇払東部(二期)地区の直轄災害工事箇所を視察しました。

視察は、当区の管理職(参事・参事役)が出席し、北海道開発局室蘭開発建設部胆振農業事務所の田岡第1工事課長や各工区の工事現場監督員から現在までの工事工程や進捗状況などについて、詳しく説明を受けました。

視察現場の内、町内美里地区で工事が行われている富野用水路の美里上野工区一連災害復旧工事では、実際に工事が実施されている「ダクタイル鋳鉄管S形・口径2200mm」に入って作業員からの説明を受けました。

当初は「FRPM管・口径2200mm」が地中に埋設されていましたが、一昨年の胆振東部地震により管の離脱、地盤の沈下、法面の崩壊などが発生したため、災害工事が進められています。

地中約5m程に埋設されている管は、当初のFRPM管よりも耐震性が優れ、軟弱地盤や大きな地震にも耐えることが可能のダクタイル鋳鉄管S型を使用することで、今後の厚真町の営農に支障が起きないよう万全な体制で工事が進められており、実際現地を視察することで作業員の大変さを痛感し、作業状況も確認することが出来ました。

 

【厚真町土地改良区 総務課】