地域用水機能増進事業のしくみ
本事業の推進にあたっては、北海道開発局、北海道、市町村、土地改良区、土地連、農協からなる「勇払東部地区地域用水対策協議会」を設置し、幅広い視野で協議を行いながらお互いに協力しあって事業推進を図っています。また、ワークショップ活動において、広く町内の住民から寄せられる貴重な意見を尊重しながら事業を進めています。

地域用水機能の維持増進のための施策
地域用水機能増進機能(ソフト事業)
地域用水機能を維持していくための組織及び啓蒙活動を支援し、増進を図るための 活動を支援するための事業を実施しています。
1.地域用水機能増進計画策定
- 取水・施設管理計画策定
- 支援体制整備計画策定
- 支援活動計画策定
2.地域用水機能増進支援活動
- 地域用水対策協議会運営
- 地域用水機能増進情報整備
- 事業推進活動
- その他支援活動
3. 地域用水機能増進活動
- 用水施設維持管理
- 配水操作管理
- 景観保全活動
- 生態系保全活動
国営農業用水再編対策事業(ハード事業)
ソフト事業をハード面から支援する事業で、老朽化した用水路の改修整備や生活用利用施設整備、防火用水利用施設整備、景観保全機能向上施設整備など、地域用水機能の増進をはかるための用水路施設整備を実施しています。
1.施設等の改修整備「ソフト事業を補完」
- 生活用水施設
- 防火用水施設
- 景観保全施設
- 親水活動施設
勇払東部地区における地域用水ソフト事業の取り組み
国営農業用水再編対策事業勇払東部地区では「生活用水機能増進」、「防火用水機能増進」、「親水・景観保全機能増進」のため、用水路を改修しつつ様々な機能増進施設を建設しています。地域用水ソフト事業は、これらの機能を更に増進させ、地域に定着させるため、地域住民への啓蒙活動の実施、具体的な機能増進のための活動、増進機能の更なる向上のための施設整備など、様々な取り組みを行っています。